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箸から始まる「学」と「論」(4)<br>「箸ピー1分競争」物語 No.37
箸から始まる「学」と「論」(4)
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海外旅行には「マイ箸」と「割り箸」を No.32
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大学での初めての「箸」の講義(3)感想文を読んで学生への返答 No.30
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大学での初めての「箸」の講義(2)学生から感想文をもらってホッ No.29
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「メニューインと箸」 No.27
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感謝の心を持って箸の道を究めましょう No.21
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秤を使わず…「十円玉と百円玉のどちらが重い?」 すぐ試してみてください No.20
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マイ箸自慢:箸の持ち方なら自信あり No.19
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No.18
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持ち歩く箸をなんと呼ぶ? No.17
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日本の文化を味わい、世界の心を豊かにする箸 No.17

持ち歩く箸をなんと呼ぶ?

「携帯箸」か「マイ箸」か「我れ箸」か

今や自宅の食事以外はほとんど割り箸を使う時代である。 コンビニで弁当を買おうが、会社で昼食を食べようが、食堂に行こうが、 飲み屋でツマミを頼もうが、使い捨ての安い箸がついている。

これをあえて拒絶して、自分好みの箸でもっと美味しく食べようというのが私たち箸考会の規則である。 「なるほど!!割り箸は味気ないし、資源の問題もありそうだし、そりゃ良い考えだ」と全会一致で決めたのだ。 しかしメンバーの多くは鉄の意志を持っているわけではない。 「絶対に割り箸を使うな」となったら、箸考会は即解散になってしまうだろう。

まあ、そこまでは決めずに、まずは、「自分の箸」のネーミングをしようということになって、案を出しあった。 三十を超える候補が出されたが、ン?という感じのもの、例えば「言問い箸」みたいなものも結構多かった。 まともな案の中で有力とされたのは

  • 持ち歩くということから「携帯箸」「懐箸」
  • 自分の家以外で使うので「外箸」
  • 自分だけのものという意味で「マイ箸」「我れ箸」「俺箸」
などであり、「携帯箸」と「我れ箸」がわりと人気を集めた。

「マイ箸」についてはポピュラーなようだが、箸の道を極める会というイメージに合わないのではないかとの意見が支配的だった。 しかし、会員の一人がインターネットで「マイ箸」を検索したら、件数が一万件以上もあり、 多くの人が環境問題から自分の箸を持ち歩くようになったことが判り、 これをうけて、「こんなに一般化しているなら、これを使うのが良いだろう」ということになり、 「マイ箸」が正式に定まった。

今や会員全員がマイ箸を持っており、たがいに自慢しあっているようなので、 今後、会合のたびに一人ずつ、それを語ってもらうことになった。
次回より連載するのでこうご期待。

平成16年10月

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