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分類は創造である
私は学生時代「分類学」と聞くと図書館の分類みたいに考え、なんとなくつまらぬものと考えていた。
しかし、当時無名だった立花隆が田中角栄首相を退陣に追い込んだことがあった。
その時、立花隆は「以前、東大で分類の研究をしていた」と聞き、「分類とはこんなに大事なものか?」と認識した。
彼の話では「分類は創造である」とあった。
私の会社経営体験でも分類があいまいであると、コミュニケーションができず、そこからほころびが出てとんでもない結果になってしまったことが何度かあった。
ISOなどは分類のプロのアドバイスなくては成り立ちにくい。
私の分類体験からいうと、あらゆるものを「過去・現在・未来」または「共通か?専用か?」に分類してみるとすっきりすることが多い。
詳しくはコミーの物語シリーズ「掃除と分類」物語を参照されたし。
箸の「はしがき」を皆で考えている時に、箸は分類学の宝庫であると思った。
色々な分類方法が山とあるのである。
現実に今、私には「箸に関する情報」や「箸そのもの」がどんどん増えているがうまくいかない。
今、格闘中であるというより、まだ混乱中である。
これは最終目的があいまいで、どんな時に誰が使うか?があいまいなままだからだと思う。
問題意識が分類を生み出すと…
逆に目的が明確ならそのための分類ができる。
例えば居酒屋を展開するマルシェは環境問題からお客様にも使い捨ての割り箸を全廃することができた。
谷垣雅之社長の環境保護への強い問題意識が結果的に分類を生み出したのだと思う。
そして「使い捨てはもったいない」ので「くり返し使える箸」を導入しよう。
そしてお客様には「共有箸でいいですか?それともマイ箸を使われますか?」
「マイ箸は店に預けておくキープ箸がいいですか?それとも携帯箸がいいですか?」。
このような分類を背景とした会話がなされているようである。
食事用箸の分類の一例

また、上記のように、「(A) 使い捨ての割り箸」は環境や身体に「悪い箸」と「悪くない(良い)箸」にわかりやすく分類する必要があると思う。
割り箸は日本の素晴らしい文化である。
「悪い割り箸」があまりに多くなりすぎたので問題が発生したのである。
環境にも身体にも悪くない割り箸ならいろいろ試してみるべきである。
(B) の「くり返し使える箸」にも(A) の分類を適用すると環境や健康への問題が見えてくる。
分類すると何が問題かわかるようになると思う。
「分ける」ことは「わかる」こと
「元気の出る『TQM革新』」 (小田島 弘著・日本電気協会新聞部) によれば
「分ける」ことは「わかる」ことであり、「分ける」ことが、いかに大切で重要かは、
分ける意味を含んだ熟語が多いことでも理解できる。
私の手元にある国語辞典では、分けるの「分」の漢字が前にくる熟語は七十九語もある。
「分解」「分割」「分散」「分析」「分社」「分配」「分筆」の言葉から、
分けることによって内容が解ることを意味している。
逆に「分」の漢字が言葉の後につく熟語を、岩波書店の「逆引辞典」で調べてみると、
なんと九十六語もある。
「部分」「身分」「処分」「等分」「成分」などからも、
「分ける」ことが「わかる」ことに結びつくことがよく分かる。
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とあった。箸は分類論からも考えてみると宝の山がいっぱいである。
詳しくは:
コミーの物語 「掃除と分類」物語へ
マルシェ(株) のホームページへ
平成19年8月 小宮山記
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