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ゲームといえばスポーツ、特にオリンピックは世界共通のゲームである。
単純なゲーム、複雑なゲームなど、ゲームがなぜ流行って共通になったのだろうか考えてみた。
そして、箸はゲームとして成り立つだろうか?
100m走は最も単純な足のゲーム
世界共通で、最も単純でわかりやすいゲームは100m走だと思う。
走って速さを争う200m、400m、1000m、マラソン、そしてリレーも入れると、オリンピックのメダルは何個になるだろうか。
「100m走何秒か?」は自分の体験から人のスポーツ能力も推定できる。
「初のランニングホームランを出したイチローは100m何秒か?」を知りたい。
また、プロの野球選手になるには「100m走何秒以内」の基準もあるかも知れぬ。
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ところで清水先生によると欧米は足の文化であり、日本は手の文化であるという。
同じところに住み着き、道具を考えた農耕民族の日本人は、
手に関する言葉を千以上使ったり、寸法も寸や尺はもともと手の長さからきたものだといわれている。
欧米の長さのフィートは足そのものの複数形である。
100m走は100mの距離さえあれば世界の誰でもどこでも短時間にできる足のスピードゲームである。
これが逆に「1分間で何m走れるか?」のゲームにしてしまったら、こんなゲームは誰も見向きもしない。
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では箸(手)の世界共通のゲームはできないだろうか。
箸の機能は片手で2本の棒で「挟む」「移動する」「引きちぎる」「引き裂く」ことである。
これで何かゲーム(競技)が出来ないか、数年考え続けていた。
そんなとき、昨年、さいたま市立芝原小学校で箸の課外授業をした時に、
国際箸学会(当時は箸考会)の人達と、担当で授業作りのプロである斉藤先生と、どんなゲームが良いかを研究した。
単純なゲーム「箸で左にあるものを右に移動させるのにどの位時間がかかるか?」である。
簡単なようでも「どんなものを」「どんな箸や方法で」「どのくらいの時間で」を考えるのは意外と大変だった。
中でも当初は「30個移動させるのに何秒かかるか」等考えていた。
するとストップウォッチが10台位必要となり 「ストップウォッチをどう手に入れるか?」という問題になった。
しかし「1分間に何個移動できるか」というルールに変え、単純でわかりやすいルールを試してみることにした。
1分間で何個というルールならば、一つの教室に1台ストップウォッチがあればよい。
いやストップウォッチでなく、1分間計れる時計でも携帯でも、誰かが「始め」→「終わり」の声をかけるだけでよい。
国際箸学会では、100m走に相当する世界共通の箸ゲームのルール作りを議論中である。
ナイフとフォークや手食の文化がそれぞれあっても、箸づかいは世界中の人が憶えてみる価値があるものである。
興味がある方ぜひご一報を。
平成19年8月 小宮山記
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