お箸の教室 活動レポート
川口市立青木公民館で
今年も、「子ども箸づくり教室」開催
2024年7月23日午前10時から、川口市立青木公民館で「子ども箸づくり教室」が開催されました。
箸講師の鈴木道こ先生の指導で小学生を対象に、お箸の歴史・文化・習慣をテーマに、紙芝居を用いて30分程度のガイダンスが行われました。
参加した小学生は20人(1年生1人、2年生8人、3年生1人、4年生3人、5年生2人、6年生5人)でした。
昨年に続いて参加した3人の兄姉妹やその友達、また同じテーブルの友達とのおしゃべりを交えた愉しい雰囲気の教室になりました。
鈴木先生のお話は、小学生に分かりやすく、質問形式で進みますのでみんなが自然に引き込まれていきます。その中で自然に日本の食事習慣からくるお箸の役割やその使い方を卵焼きや魚の模型を用いた説明で認識でき、みんながうなずいていました。日本人として、箸のことについて理解を深める良い機会になったことでしょう。
次にお箸の持ち方は、皆それぞれで鈴木先生の実際に人差し指の動かし方を見習いながら配布された子供用の箸を各々が用いて練習して行きます。
次は実際に「My箸」を作ります。説明書にある定規を使って各々の手を開いて、親指と人差し指を直角に開き、指先を直線で結んだ寸法「ひとあた」を測り、その寸法の1.5倍が、お箸使う人にとって最適の長さになります。これは「ひとあたはん」と呼ばれていますが、参加した小学生には初めて聴いた人も多かったようです。
これを基に自分のサイズに合った箸が配布され、ポスカ(塗料)を用いて各々が自由にデザインし、色を付けていきます。これが世界に一つのMy箸となります。
次に箱の中のプラスチック製ピーナッツ50個を、お箸を使って隣の箱1分間にいくつ運ぶことができるかを競う「箸ピーゲーム」です。みんなで競争し、上位3人を表彰しました。みんなで箸の歌を歌ったりもしました。
次には、3グループに分かれ、10個のピーナッツを運ぶ「箸ピーリレーゲーム」です。参観の保護者にも入ってもらってみんなで声援しました。
最後に参加した小学生は全員で記念撮影し、鈴木先生や指導員へのお礼の挨拶もしっかりできました。
国際箸学会ではこれからも「お箸作り教室」をさらに改良し、一人でも多くの方に「世界に一つのMy箸づくり」を体験していただきたいと思っています。
ご希望の方は、当会事務局へご連絡ください。
(箸講師:鈴木道こ、指導員:鎌倉ヨシオ、松金久雄、齋藤眞澄)
(松金記)