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国際交流活動レポート

 ブラジル・サンパウロにある外務省の機関「JAPAN HOUSE(注1)」の幹部8 名を対象に、前橋市の「NIPPON ACADEMY おもてなし専門学校(注2)」にて、研修の一環として「お箸の教室」の要請をいただき、鈴木講師ほか2名が出向きました。


 秋元ヴィニシウス光さん( 学校法人ニッポン・アカデミー) にポルトガル語通訳をお願いし、2時間の出前授業を行いました。


 鈴木講師はお箸の紙芝居と小物を使い、和食の頂き方など実践に基づいたお箸の使い方などを指導。たくさんの質問にも丁寧に説明してあっという間の授業でした。


 講座の後半は箸絵付けを行ないました。各自の手にあった箸の長さにカット、ヤスリがけ、ポスカで絵付けをしました。コーティング加工されたお箸は約2ヶ月後に手許に届きました。


 最後に「箸ピーゲーム」も体験してもらいました。日本文化であるお箸に大いに興味を示していただき、心のふれあいも感じられ有意義な時間となりました。言葉が通じなくとも、お箸は立派に橋渡しの役目を果たしてくれました。


 JAPAN HOUSEの参加者からは「是非今後お箸をブラジルに発展させるためのお手伝いをさせてください」という声もいただきました。国際箸学会の活動がどんどん広がっています。


注1:ジャパン・ハウス(JAPAN HOUSE)

外務省が設置した情報発信の拠点。現在世界の3都市(サンパウロ,ロサンゼルス,ロンドン)に設けられている。


注2:学校法人ニッポン・アカデミー(NIPPONACADEMY)

群馬県前橋市に在る学校法人。日本語学校とおもてなし・料理・IT の各専門学校から成る。

■ブラジルJAPAN HOUSE「お箸の教室」

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