「強い精神力を試される箸ピーは素晴らしいゲームです!」
長野県にある児童養護施設「円福寺愛育園」では、毎年1月に「箸技大会」を行っており、今年で12回目を迎えました。
愛育園の藤本理事長は子ども達の生活には「日課」と「行事」に取り組ませることが大切という考えを持っていらっしゃいます。
その「行事」の中に「箸技大会」は組み込まれ、子ども達が真剣に取り組むことによって伸びていくというのです。
愛育園では12月になると大会に向けて練習を始めます。
ほぼ毎日練習し、誰かが頑張る姿は周りにも影響を与え、練習はますます白熱した「日課」となります。
そして大会当日の1月22日。
幼児から高校生まで、緊張感を持って真剣に競技に向かいます。
予選、本選を勝ち抜き優勝したのは
・箸ピー 中学2年生 Y君 記録314個(右手184個 左手130個)
・箸リン 中学1年生 Tさん 記録127個(右手73個 左手54個)
でした。素晴らしい大記録です。
主任指導員の冨沢さんは「箸技大会は子ども達にとって生活にハリを与えてくれます。技術を高めるために頭を働かせ、ロスが無いように一豆一豆に集中し、何よりも強い精神力を試される箸ピーは素晴らしいゲームです」と言ってくれました。
この大会での上位者は川口市の国際箸学会で行われる全国箸技大会に参加することができます(この2年はコロナで中止)。
「日課」と「行事」に鍛え抜かれた愛育園チームは、不動のワールドチャンピオンです。
詳しい様子は円福寺愛育園の下記URLでご覧になれます。
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