~健康増進には「体と脳と指先」のコラボがいい感じ~
地域包括支援センター× 国際箸学会
記:箸タイマー もけもけ(横瀬)
地域で暮らす高齢者のみなさんを介護・福祉・保健・医療などさまざまな面から総合的に支援している地域包括支援センター。
特別養護老人ホームベルホームさんで箸タイムをご購入いただいたご縁で地域包括支援センターのイベントにお声がけいただくようになりました(この地域の包括支援センターはべルホーム内にあります)。
ボッチャとはヨーロッパで生まれた重度障がい者のために考案されたスポーツで、パラリンピックの正式種目です。 年齢、性別、障がいの有無に関わらず全ての人が共に競い合えます。
こちらの地域包括支援センターのイベントでは健康増進のために度々行われており、今回は2つのイベントに参加させていただいたレポートです。
赤山団地自治会のボッチャ祭り(8月23日)
このボッチャ祭りは神根東地区(川口市)にある地域包括支援センターと赤山団地自治会が共同で開催したイベントです。
日ごろは高齢者の支援をされることの多い地域包括支援センターですが、夏休みの最終週には子供の居場所づくりや地域のコミュニケーションの場としてこのお祭りが開催されました。様々な活動をされているのですね。
会場にはボッチャと将棋、箸タイムが用意されています。
午前と午後の部があり、箸タイマー2号の私は午後の部に参加したのですが、この時間はちょうど甲子園で高校野球の決勝戦が行われています。なかなか将棋担当のおじさまたちは現れません(笑)
しかし団地の子供たちは来てくれました!
自治会長の長田さんにボッチャを教えてもらったり、箸ピーゲームで対戦したり。お母さんも一緒に遊んでとても楽しい時間でした。
箸タイムも気に入ってもらえたようで、「次回は駅伝をやってみたい」との声をいただきました。ぜひ2月の箸技大会に赤山団地チームとして出場してほしいなあ。
コンフォール西鳩ケ谷のボッチャ体験会に参加 (9月26日)
先ほどの赤山団地のお隣の地区にある、コンフォール西鳩ケ谷で行われたボッチャ体験会に参加しました。
以前、こちらから「住民の方のためのイベントを」と地域包括支援センターへご依頼があり「からだ測定会」を開催。その結果、住民の筋力の維持やコミュニケーションのためにボッチャを行うこのような場を作ったそうです。そこに今回、脳トレや指先の機能訓練に、と箸タイムも誘っていただきました。
この会はご夫妻で参加されている方もいらしたり、新人住民さんにもみんなで自己紹介しあったりと、とても明るい雰囲気。
箸タイムを会の開始から30分間行いました。お作法の「位置について」で手は膝の上ですが、つい、お箸を持ってしまって大笑い。
箸ピー1分ゲームでは初めてなのに右手左手合計130以上の記録を出す方も!すごい!
箸ピー1分と箸リン1分を体験後、「箸ピー駅伝」もやってみました。大人でも競争はハラハラドキドキ。熱戦が繰り広げられました。
そのあとのボッチャでは、私も初参戦。前回の赤山団地でお会いした「ボッチャ先生」こと赤山団地自治会長の長田さんが審判を務め、私もルールを教わりました。
赤チームと青チームに分かれ、白色の「ジャックボール」にいかに近づけるかを競うゲームです。
ジャックボールに自分チームのボールを近づけるには
自分がジャックボールの近くにボールを投げる
味方のボールを自分の投げたボールで動かすことによって近づける
敵のボールを自分のボールで割り込んで引き離す
など様々な方法があります。
戦略が思い通りに決まると「おお~」っと歓声があがります。う~ん、奥深い。
指先も頭も全身を使って、たくさん笑ってあっという間の2時間でした。
毎月行われているこの会ですが、参加者のみなさまにリクエストをいただき次回も箸タイムの参加が決まりました!
このように箸タイムを健康増進に使っていただけるのはとても嬉しいですね。
これからもできるかぎり現場に出向いて健康と笑顔を広げていけたらと思います。
<この記事の執筆者>
「ぺけぺけ」と同様、2022年10月よりコミー(株)から国際箸学会へ出向してきました。コミーでは制作部や海外営業部に配属されていました。
今は「箸タイマー2号」として箸技を普及して回っています。性格はあだ名と同じように「もけもけ」しています。
よろしくお願いします。
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