記:箸タイマー1号 ぺけぺけ(徳永)
川口市介護予防ギフトボックス事業は、市内の65歳以上の方たちが興味の沸く過ごし方を選べる体験型教室。今年は69教室もあります。私達箸学会も、最近では水曜日に加え木曜日も追加して「箸技サロン」を月に4教室開催するようになりました。
*箸技サロンはもうひとつ湯島でもやっています
なんでって?
楽しいからに決まってお~る!
なんといっても参加者が全員、帰り際には笑顔になって「今日もありがとう」と言ってくれたり、みんなの話が毎回面白く「あそこに出来た町中華○○は、おいしくってコスパ最高!一度絶対行くべきよ~」なんてご近所特ダネ情報なんか得られたりします。そしていつも凄いなァと思うのは、歩まれてきた人生の中で感動したり、奇々怪々だったり、大失敗だったりの物語。つい先日も17歳でブラジル移民をされた方のすさまじい体験に、みな唖然としたり大笑いしたり。
さて、本日の木曜版に20分早めにやってきた4人。
毎回早く来る人いるんですネ~これが(笑)
箸技を飯塚三丁目町内会(飯三町会)の会館で楽しんでくれた面々です
元々水曜のサロンに来ていたメンバーが飯三町会の人で、私たちを会館に招いてくれました そこでの「箸技体験」が面白くての初参加です!うれピー♬
そして次に現れたのは、国内にはおよそ460人しかいない珍しい姓の持ち主でさいたま市近くにお住まいの「とやお」さん。100歳体操のインストラクターでカッコイイバイクに乗ってやって来ました。
そして自転車こぎこぎやって来たのは今年の「第8回箸技大会」に飛び入り参加してくれた「塩じい」 (サロンでは読んでもらいたい名前をカードに書いてテーブルに立てています)大きなお孫さんが3人もいるとは思えない若々しいスポーツ爺!きっかけは、ランニングで箸会館の前を通り「なんだろうここ?」と好奇心に火がついちゃったこと。
開始時間になり、自己紹介を始めだしたら「あ~間に合った!」と滑り込みセーフの「イトウ」さん。近くの包括センターの「オレンジカフェだんだん」で箸技を2度ほどやった時に「面白かったので、またやりたくって」と木曜サロンを始めたら来てくれました。「とやお」さんと一緒でこれで3回目です。最後に「あ~遅刻しちゃった~」とご夫婦でやって来たのはこれまた姓が珍しい漢字の持ち主でここでは「ツンチャン」。こちらも「だんだん」で体験したのがきっかけで2回目からご夫婦で参加してくれるようになりました。
ちなみに飯三町会の面々は「ワダチャン」「サッテン」「シミチャン」「みちこさん」、、なんですよね~。この中には先の箸技体験で箸ピーチャンピオンと積みピーチャンピオンがいます。
今日は同じ川口市内の面々だけど、バラエティに富んだサロンになりました。
早い人を観察したいというリクエストに、なかなかVSとやおマッチが実現
そして本日の箸ピーチャンピオンは右・左の合計が167個の「とやお」さんでした。
トロフィー代わりに巨大ザボン晩白柚(ばんぺいゆ)が授与されました!これは箸学会会員さんが自身の農園で収穫されたもので、はるばる君津市から前日に持って来てくれたものと伝えると、植物や果物に興味をひと一倍お持ちの「とやお」さんは大喜び!
令和4年に参加したこの川口ギフトボックス事業。
コロナ禍もあり、初めはリモートでの参加呼びかけで、だ~れも来ません。
閑古鳥が鳴く日々が続いていたのです。
初めて一人の参加があったのが昨年の9月6日でした!
今も継続しているララガーデン川口の「すこやか火曜日」が縁でやって来てくれたのでした。
この時の様子はこちら ⇒ https://www.kokusai-hashi.org/post/20231006-1
このいろんな縁がつながって広がっていくさまは、まるで脳内の神経細胞ニューロンがシナプスを介してどんどん伝達していくのと似ているのでは! フッフッフッフッフッ。
<この記事の執筆者>
2022年10月より、コミー(株)から国際箸学会に出向しています。コミーでは営業を担当していました。「箸タイム」購入者に向けて講習を行ったり箸技を広げる「箸タイマー」としてお手伝いをしています。
「ぺけぺけ」は、あだ名で呼び合う「笑いヨガ教室」に参加したときに自分で付けたあだ名です。同じく出向社員の横瀬さんが「もけもけ」に決めたので、私は反射的に「ぺけぺけ」にしました。
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