「共通の話題」なら話がはずむ
10年前ぐらいのことだったろうか。勉強会仲間でマーケティングコンサルタントの大谷隆行さんが、明治生命のトップセールスマンだった坂本さんの講演を聞き、しきりに感心していた。
「共通の話題か!!」「共通の話題」「共通の話題」と何度も。
私もそれ以来、「共通の話題」というキーワードに興味を持ち始めた。
近所の人との挨拶は「今日は寒いですね」。飲み屋では「今朝、地震がありましたね」。
だから会社の営業には「共通の話題から話せ」、行事の時の幹事には「出席者の共通の話題を中心にするんだぞ」と話すようになった。
夫婦も親子も共通の話題がなければガタガタになる。
日本人は桜の季節になると嬉しくなるが、これは共通の話題から話がはずんでいくからだと思う。その点「下駄」は共通の話題にならなかった。
しかし、箸の話は世界の人々と共通の話題になるのだ。(③につづく)#箸雑記
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