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執筆者の写真学会長

「そろばん」と「箸ピー」②

更新日:2020年10月2日

そろばんは脳を活性化するが、コンピュータの出現により需要は減少……

1~2級になるとそろばんがなくても数字を見たり聞いたりしただけで頭の中でそろばん玉が勝手に動くので暗算ができるという。これはそろばんを使うときは ①見る(聞く) ②脳が指に命令 ③指が動く といった流れだが、そろばんなしで①見る(聞く) ②脳で計算(暗算) だけの流れとなる。


そろばんというのは「仕事効率を上げる」のと「脳の活性化という遊び」の両方に役立つのだが、コンピュータの出現により、前者が不要となり、後者も少なくなってしまった。全国そろばん甲子園が2009年で幕を閉じたという。さびしい話である。


脳の活性化といえば「インド人は子供のころから2桁同士の掛け算を叩き込まれるので頭がいい」と聞いたことがある。それなら、これからはそろばんをゲーム化し、日本人の一部でも「子供のころからそろばんを叩き込まれるので暗算も得意となり、手先を使うモノづくりもすごい」というような人材を養成できないだろうか。(③へ続く) #箸雑記


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